睡眠時間が短い人は長い人に比べて体重が減りにくいというのは、もはやダイエットでは常識です。
米国で行った男女10人の実験では、1日1400kcalの食事を条件に、
睡眠時間が平均8.5時間の人たちと、平均5.5時間の人たちを比較。
前者は平均1.4kgだったのに対し、後者は0.5kg減。
血中のホルモンを調べたところ、睡眠時間が少ないと食欲を増加させるグレリンが増えていることが分かりました。
仕事でのストレスは労働環境も含めて改善しにくいもの。
それならば、普段から早めに食事を済ませて、睡眠をしっかりとることが有効だといえます。
また、運動のダイエット効果は、空腹時と満腹時とでは役割が変わります。
食前だと体についた体脂肪の燃焼になるが、食後だと今食べた食事に含まれる糖の燃焼になります。
忙しい現代女性は、日常生活での動き不足に加えて、糖質過多の傾向が強い。
体の脂肪の原因は食事の脂質ではなく炭水化物。
夜に糖質を取ってすぐに寝ると太りやすいので、炭水化物を取り過ぎたら、
食事30分後にウォーキングなどの有酸素運動を行い、余分の糖を消費してしまうのがおすすめです。