脂肪が気になる部分やたるみがあるなら、まず、なぜそこに脂肪がつくのか、自分のゆがみに気付くことが大切。
人は本来、自分が楽と感じる方向に体を動かす。
そうして長年のうちに癖になった体の使い方がゆがみを作る。
前後や左右にゆがみがあると、使う筋肉が偏り、せっかくウォーキングやランニングをがんばっても使われない筋肉はそのまま。
筋肉は動かなければ血液やリンパ液を流すポンプ機能を果たせず、脂肪は燃焼されにくい状態になる。
まずは自分の前後のゆがみをチェックしよう。
かつては反り腰タイプが多数派で、ペタ腰は妊婦さんや太った人ぐらいでしたが、最近はだらしない立ち方のペタ腰タイプがすごく増えている。
重力に負けて楽な姿勢をとった結果、腰が反っているのが反り腰で、体重を後ろに預けているのがペタ腰。
どちらも普段はお腹やお尻の筋肉に力を入れない為、お腹にもお尻にも脂肪がつきやすい。
弱った筋肉を鍛え、凛とした姿勢で立てる体の軸を作ろう。
これがウォーキングの基本になる。