リバウンドは必ずあります

ダイエットで体重を減らすと、体は元の体重に戻そうとして、
血中の満腹ホルモンが低下し、反対に空腹ホルモンが増加していることが分かりました。

 

しかも、その状態が減量した1年後でも続いていることがオーストラリアでの最新の研究で明らかになったのです。
つまり、リバウンドは誰にでもあるということ。

なので、リバウンドしてしまってもがっかりしないことが大切です。
また、リバウンドの可能性があるということが事前に分かっていれば、
ダイエット後もドカ食いなどをせずに長期的な目線でバランスよく食事を摂っていけるのです。

 

頑張って体重を最大まで落としても、それはダイエットを継続したことによる経過点にしか過ぎません。
だからやめれば、また元に戻る。

それならば無理なく続けられる食事術や運動法を20代、30代のうちに見つけて習慣化した方が後々楽なんです。
食事で体重を調整し、運動で体型を維持する。

睡眠時間と運動のダイエット効果

睡眠時間が短い人は長い人に比べて体重が減りにくいというのは、もはやダイエットでは常識です。

 

米国で行った男女10人の実験では、1日1400kcalの食事を条件に、
睡眠時間が平均8.5時間の人たちと、平均5.5時間の人たちを比較。

前者は平均1.4kgだったのに対し、後者は0.5kg減。

 

血中のホルモンを調べたところ、睡眠時間が少ないと食欲を増加させるグレリンが増えていることが分かりました。

仕事でのストレスは労働環境も含めて改善しにくいもの。
それならば、普段から早めに食事を済ませて、睡眠をしっかりとることが有効だといえます。

 

また、運動のダイエット効果は、空腹時と満腹時とでは役割が変わります。
食前だと体についた体脂肪の燃焼になるが、食後だと今食べた食事に含まれる糖の燃焼になります。

 

忙しい現代女性は、日常生活での動き不足に加えて、糖質過多の傾向が強い。

体の脂肪の原因は食事の脂質ではなく炭水化物。
夜に糖質を取ってすぐに寝ると太りやすいので、炭水化物を取り過ぎたら、
食事30分後にウォーキングなどの有酸素運動を行い、余分の糖を消費してしまうのがおすすめです。

無理なダイエットはしない

無理な食事制限や同じものを食べ続ける単食、自分の能力を超えた運動など、
肉体的、精神的な負担になる方法は避けましょう。
反動による暴飲暴食や、ケガにつながりかねないからです。

 

目標とする体重減の数字を明確にすることが大事。
冬太りの解消なら、最初のひと月で3~5kg。
BMI(体格指数)21を目標に、スリム志向の人なら19を目安に。

 

そもそも太る原因は、生活習慣に起因することも多い。

同じダイエット法でも個人差は出る。
数日で劇的な結果を求めない心の余裕を持つことも大事です。

 

また、どんなダイエットを行う時でも、日々の変化を記録しましょう。
成果を見える化すると達成度がひと目で分かり、モチベーションのアップになります。

記録するものは朝と夜の体重とウエスト。
そして1日で食べたもの。

目標の体重も書いておくとよいでしょう。
体重のグラフが少しずつ下がってきた様子がひと目で分かれば励みになります。

 

しかし、ダイエットには停滞期がつきもの。
一進一退を繰り返す時期があれば、食事内容やストレス、月経周期などを見返す。

ひと言メモをつけておけば、原因が特定できるほか、自分の体のリズムもつかめます。

ダイエットをする期間を設定

食事ダイエット&運動ダイエットのチェックで、理想のダイエット方法が分かったら、
次はダイエットをする期間を設定しましょう。

生活習慣を見直しながら続ける長期プランは、太りにくい体を手に入れる為。
一方の短期プランは年末年始に急に体重が増えた、体形が崩れたという人の為。

 

食事ダイエット

◆長期プランの場合
野菜を食べてから肉、魚を食べる。
糖質は最後に、少なめに。
外食やコンビニ弁当でもできる内容を。

◆短期プランの場合
カロリーを控えめに。1日1200kcalでもOK。
糖質を極力カット。お酒も飲まない。
21時以降は食べない。

 

運動ダイエット

◆長期プランの場合
前後左右のゆがみを取る。
通勤時など毎日できる内容を。
食べ過ぎた後は歩く習慣を。

◆短期プランの場合
鍛える前に体を緩めておく。
体幹(コア)を徹底的に動かす。
毎日サボらず取り組む。

食事ダイエットと運動ダイエット

ダイエットの2大ツールといえば食事と運動。
どちらを選んでいますか?

ほとんどの人は自分ができそうな方法や好みで選んでいるのが実情。

「食べるのが我慢できないから運動をやっている」
「運動が嫌いだからカロリーを抑えている」

実はこんな選び方がそもそもの失敗の原因でした。

 

まずは簡単なチェック方法で、あなたに必要なダイエットを確認しましょう。
目的によって必要なのは食事なのか運動なのかが、すぐに分かります。

 

ダイエットであなたが達成したいものはどれ?
 とにかく体重を落としたい
 体重はそのままでボディーラインを引き締めたい
 体重を落としてボディーラインも引き締めたい

 

  を選んだ人は、

今の体型をBMI(体格指数)でチェック

BMI

 

BMIの数値が21以上だった人は、食事ダイエットがおすすめ

BMIの数値が21未満だった人は、運動ダイエットがおすすめ

 

 を選んだ人は、運動ダイエットがおすすめ

 

自分にあったダイエットの見つけ方

自分に合ったダイエットに巡り合う為には、
「私は食事派」「私は運動派」という思い込みを一度頭から捨ててみましょう。

なぜなら、「食事」と「運動」の二つでは、手に入れられるものが違うからです。

体重を減らすのは食事、体を引き締めるのは運動です。

過去ダイエットを経験してきた人の中には、

「運動は体が引き締まるだけだったけれど、
食事を変えたらすぐに痩せた。」

という経験をしている人も多いんじゃないかと思います。

 

もしも、あなたのダイエットの目的が、
とにかく体重減だというなら、まずは食事に手を付けましょう。

食のダイエットには「低カロリーでも痩せない」「リバウンドする」などの失敗談も多いですが、
実はそれらの原因は、食事制限で栄養バランスが崩れている為。

タンパク質、ビタミンやミネラル、食物繊維など、
ダイエット中に必要な栄養素が不足する一方で、
炭水化物などの糖質の摂取が多くなりやすい。

そう、この糖質こそがダイエットで減らすべきものなのです。

 

糖質を摂り過ぎると、余った糖は中性脂肪に変わり、脂肪組織に貯蓄される。
一緒に食べた脂質もエネルギーとして使われずに脂肪組織に蓄積される。

これら二つが太る原因。

 

体内のエネルギー源は、糖質を摂取しなくても、
脂質とタンパク質から必要かつ適切な量が作られます。
生理学的にも糖質は必要な栄養素ではないという意見もあるくらいです。

そこで、食事では糖質を徹底的におさえて、野菜、肉と魚などを摂取することが大切です。

 

では、運動でのダイエットはどんな人に向くのか?

適度な筋肉が付いた美しいボディーラインを手に入れたい人、
または食事ではもう体重が落ちなくなった人が運動を取り入れるといいです。

あなたが目指すダイエットの目的がそこにあるなら、食事では無理で運動しかないんです。

もし、体重減も引き締めもというのであれば、
食事の次に運動の順番で行うのが理想的。

目的に合わせて、食事か運動かを選ぶ。
これが自分にあったダイエットの見つけ方です。